歳のせい

そんなこと言わなくてもいいのに

一般的に人は生まれてから歳を重ねるにつれて成長し思考力や身体機能が発達していき成長していくが
20~30をピークに体は徐々に衰えていってしまう。
ゲームのRPGのようにレベル(歳)の数値が高ければ高いほど強くなるわけではないようで
歳を取っていくにつれて記憶力や身体能力は衰えていく。
一方で精神面は強くなっていくと思われるが
強くあろうとする心とは裏腹に身体は期待に応えられなくなってしまうだろう。
自分の父は古希で70歳を迎えたが、この頃口癖のように「歳のせい」だと言うのだ。
物忘れもあったり買い物の時も買う物が何か忘れる時もあったりするが
ふと後であ!っと膝を叩いて思い出した!と悔しい顔をする。
そして「俺馬鹿だ…、これも歳のせいだ…」と言う。
それでも思い出せたならまだマシだと思う。
怪我をすると治りが遅くなるとも言われているがやはりそうで
肩に負荷をかけて筋肉痛になってしまった時は痛みが引くのに約1か月はかかったらしい。
病院には行っているものの治りが遅いというのは、まだまだ若い自分にとっては理解しにくいところではある。
若いからこそ怪我の治りが早いからではあるが、これからのことを考えて怪我には気を付けなければいけないだろう。
職場や老若男女問わず集まるコミュニティの中でも年配の人らは
車も買わない結婚もしない消極的な若者に対し「最近の若者は~」とか言ってくる。
こちらも年配の人たちに対して言い分はある。
仕事で使う場面が多いMicrosoftOfficeのWordやExcelなどパソコンをうまく扱えない年配の方が一定数いるようで
使い方を教えても忘れてしまうことが多い。
「まったく最近の年寄りは!」と言いたいものだ。
みんな誰しも自分の親が歳を取って衰えて老いていく姿を見たくはないはずで
若々しく末永く生きてほしいものだ。

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